骨盤内瘀血(東洋医学)
= 骨盤内うっ血症候群(西洋医学)
古くから東洋医学では、月経困難症、月経不順、不妊を含む婦人科系の不調は「腹部瘀血」が原因であるとされてきました。
それは近年、西洋医学で注目され始めた、Pelvic Congestion Syndrome(PCS)「骨盤内うっ血症候群」と一致するものであると考えます。
当院では、10年以上前に、かっさ治療による、腹部瘀血(骨盤内うっ血)の排出法を考案し、
瘀血が原因であれば、1回の施術後、ほとんどのケースで翌月の月経の状態(経血の状態、痛み、周期の乱れ等)に改善がみられることを確認してまいりました。かっさ治療には、駆瘀血効果があるものと思います。
長年の痛みと決別できた方、痛み止めを飲まずにすむようになる方、周期が整う方、月経に伴う頭痛や肩こり、腰痛が改善し「次の月経が楽しみ」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
不妊治療をされている方にもかっさ治療をお勧めしています。
瘀血排出により、月経周期が整い、子宮内のうっ血が改善することで着床しやすい状態になると考えます。
婦人科系疾患の予防のためにも、すべての女性にお試しいただきたい治療です。
瘀血を排出し、
次の月経を変える! かっさ治療
月経痛・月経不順・不妊症
厚生労働省のデータでは
月経のある女性の7~8割に
月経痛があり、そのうち3割が
鎮痛薬を服用しているとのことです。
月に1度の「かっさ治療」で、
女性が月経に悩まされず過ごせること
また、月経を整えることで
不妊症改善への大きな1歩にして
いただけることを
めざします。
腹部瘀血がある方の特徴
●経血に黒っぽいレバー状の塊がまざる
●月経が遅れがち ●月経時に頭痛を伴う
●出産後に月経困難症がひどくなった
●冷え性である ●へその周りに圧痛点がある
●痔になりやすい ●下肢静脈瘤がある
●下腹部痛、性交痛がある
などがあります。一度お試しいただきたく思います。
症例1 36歳女性 9歳から27年間続く重い月経痛
●小学校3年から月経痛があり、5日間ずっと下腹部にかなり強い痛みがある。毎回痛み止めを服用。
●毎回PMSとして、頭痛、肩こり、腰痛、イライラ、動悸、不眠などがある。
●経血の色は赤。黒っぽいレバー状の塊がまざる
●月経が遅れがち(32~36日周期)
かっさ治療により27年間続いた痛みと決別できた症例です。
黒いドロドロの経血が3日間出たことは、腹部の駆瘀血効果であると考えられます。
この患者様は、その後、月に1度のメンテナンスで予防できています。
症例2 36歳女性 二人目出産後から7年間続く重い月経痛
■2人目を出産してから月経痛が起こるようになり、7年間が経過。毎回痛み止めを服用。
■経血の色は暗い赤。黒っぽいレバー状の塊がまざる。
■頭痛や腰痛を伴う。
初回のかっさ治療後
月経の様子:塊りのないさらさらとした経血になった。
下腹部の痛み、頭痛、腰が少し重い程度で痛みはなし。
薬の服用もなし。
東洋医学では、出産後の悪露が瘀血となって残ると、月経痛や二人目不妊の原因となると言われます。
この症例は、かっさ治療による駆瘀血効果により改善できたものと思われます。
この患者様は、その後月1回のメンテナンスで下腹部痛、頭痛、腰痛を予防できています。